お久しぶりです!
今回は少し毛色の違う記事になります.
先月,ドスパラで安売りしていたWindows10版のDG-D08IWBを買いました.ただこいつ,なかなか思うように動いてくれなくて困っていました.
低コストで,ちょうどいいサイズ,そこそこの性能となかなか高水準でまとまっていたものの,ストレージが16Gの方にしたので容量不足と再現性のない謎の不具合が出るというじゃじゃ馬タブという感じのインプレッションでした.
容量不足についてはSDで何とかできるのでいいんですけどね.
一つ目は突然操作を受け付けなくなったこと!
これはどうしようもなかったので,放置してバッテリーを使い切らしてから再充電してみたら直りました.その後は起こっていません(いったい何だったのか……
二つ目は画面のタッチ位置が完全に反転してしまったこと!
これも一度きりで,強制終了させてしばらくして起動させたら直りました(謎
今回対応したのは三つ目の問題!
これはシャットダウンした後に起動すると回転センサーを認識しないトラブルです.
起動後,デバイスマネージャーから
>センサー>Kionix KXCJ9 3Axis-accelerometer
を無効化してから再度有効にすると正常に動作するようになるので,こうやって使っていました.
しかし,シャットダウンするたびにこの操作を何度もやるのはとても億劫で,今回テコ入れしたら直ったので備忘録も兼ねてそれをまとめました.
※これ以降の作業の安全性は保障できません
※実行する場合は自己責任でお願いします
というわけでやり方です.
まずはKionixのページからKXTJ9-KXCJ9-KXTJ2 Driver(Windows 7/8.1/10)をダウンロードします.
ダウンロードページのURLは下のものです.
http://jp.kionix.com/downloads
ZIPなので落としたら解凍してデスクトップにでも置いておきましょう!
次に既存のドライバーを削除します.デバイスマネージャーを使って下のドライバを探します.
>センサー>Kionix KXCJ9 3Axis-accelerometer
少し名称が違っているかもしれませんが,こんな感じで書いてあるドライバを完全に消します.
そうしたら先ほどダウンロードしたドライバをインストールします.
フォルダの中にはx64とx86が入っていますが,今回はx86の方を使います.
ダブルクリックすればすぐにインストールされ,センサーによって回転する状態になります.
しかし,このままの状態だと縦向きで横,横向きで縦といったように90°ずれて表示する残念仕様になってしまいます(自分のはこうなりました
なのでレジストリエディターを使って少し手直ししてあげます.
『ファイル名を検索して実行』から「regedit」と検索して実行すると,レジストリエディターが起動します.そうしたら下の場所を探します.
HKEY_LOCAL_MACHINE/SYSTEM/CurrentControlSet/Enum/ROOT/SENSOR/0000/Device Parameters/kxfusion
この場所には既に「APCI\SMO8500\1-0」というものがあると思います.
その下に[右クリック>新規>バイナリ値]を選択して新たなバイナリ値を作成していきます.
名前『Orientation』として,バイナリ値を書き込んでいきます.バイナリ値は下のように打ってください.
01 01 01 01 00 00 02
バイナリが書き込めたら一度再起動します.
起動後,うまく回転したらミッションコンプリートです!
これで快適にタブレットを使えるようになりそうです.
次はアンドロイドタブケースを改造してDG-D08IWB用にしたことをまとめます!
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