今回はハードケースのエントリーの時にちょろっと登場したAKMについて見ていきます.
AKMはAK-47の改良型ですが,カラシニコフ銃といえば戦場という戦場には必ずあるといっても過言ではないくらい正規品や模造品が大量に出回っている銃ですね.
これも某ステルス侵入アクションで使ったりして,デザインが好みの銃です.
大陸の陸戦兵器は昔から洗練されている感じがしますね(感想
さて,キットにはAKM2丁とベークライトマガジン,スチールマガジンが付属してきます.そのため1丁はベークライトマガジン仕様,もう1丁はスチールマガジン仕様となります.
また,銃床とグリップはそれぞれ分割されて2パーツとなっています.そのため接着剤を多めにつけてムニッと貼り合わせた後,紙やすりで仕上げて合わせ目消しをしておくとさらに綺麗に仕上がります.
もっとも,実物のグリップでも雑に仕上がってるものもあるみたいですが……
マガジンは銃に装着するものとは別に,画像のようなディスプレイ用のが1つずつ付いてきます.
スチールは普通に鉄ですが,ベークライトは人工的に合成された樹脂です.そして,ベークライトは成型の際に独特の模様を呈するようです.
初期型を除く多くのAKMでは赤茶のベークライト製グリップとマガジンが使われているようで,キットのグリップもベークライト製みたいですね.
ベークライト部分の塗装の際はどうしようかと思いましたが,今回はXF-9ハルレッドあたりの近似色1色で塗っちゃいました.スチール部分はアルティメットブラックで塗った後,スターブライトシルバーでドライブラシを入れて仕上げてみました.
見えている弾薬はゴールドリーフを筆塗りして,少しアピール(*'▽')
さて銃本体ですが,やはりAKMの見せ所は合板製の銃床とハンドガードですね(?
この部分は少し手間をかけて,木目調塗装に挑戦してみました.
合板部分の下地色はアクリル塗料のXF-57バフにXF-64レッドブラウンを混ぜて作っています.その下地色を塗った上にラッカークリア(光沢)を吹いて保護した後,エナメル塗料のXF-64レッドブラウンで木目を描いていきます.
木目は適当にわちゃわちゃやればなんとかなるかな~とも思ったのですが,やはり木の画像を見ながらしっかり描き込んだ方が綺麗に仕上がります(当たり前
さらに単純に描き込んだだけだとオモチャっぽくなってしまうので,描いた上からエナメル溶剤を付けた綿棒で軽くこすっていきます.すると色が馴染んできますので,好みの感じに仕上がって来たら最後にまたラッカークリア(光沢)を吹いて保護すれば完成です!
今回はAKMの赤茶色っぽい色とは結構かけ離れた,メイプル色になっちゃってますが,見なかったことにしましょう←
本体金属部分はマガジンと同じくアルティメットブラック塗りの上にスターブライトシルバーのドライブラシで仕上げています.
またボルト部分はアルティメットブラックの上にスターブライトシルバーを塗って金属地のテイストにしています.
完成したAKMは前にも登場したハードケースに収納します.するとかなりいい雰囲気が出ます!
このAKMももちろん1/12フィギュアに合わせられるのですが,積極的にブンドドするのであればグリップのみ無塗装も選択肢に入ってくると思います.グリップの成型色自体もブラウンになっているので,いい感じになると思います.
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